ボク「ヘイヘイ今日もゴキゲンかい?」
令「おはよう、あいかわらず騒がしいわね」
ボク「ついでに耳をぱくりして良いかな」
令「痛っ!良いわけないでしょう!」
ボク「えー、そんな強く噛んでませんてば
耳って良い匂いがして好きなのになあ
ちょっとした挨拶ですから」
令「そういうことじゃないの
朝から噛みつかれたい犬がいるものですか
もう子どもじゃないんだから
母犬をリスペクトすることを覚えなさい」
ボク「してるさ、でも子犬はいないじゃないか」
令「家で寝てるわよ、安全に平和に
誰かみたいな乱暴者が来ないところで」
ボク「おお、自分ひとりで遊び呆けてるんだ」
令「なあに、そのいやらしい顔は
乳飲児の母親って心身ともに休憩が必要なの
ほら休めないからあっち行ってちょうだい
邪魔よ、邪魔」