白い犬

2号の生活

令ちゃんとボク(ちょっと切ない話)

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ボクは令ちゃんのことが大好きで

一緒にいると

思わずカッコつけたりします。

いつもつんとおすましの令ちゃんですけれど

ぼけっとしているボクの前で

軽やかに右へ左へ跳ねてみせる時は

こっちを見てって言われている気がします。

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でも

令ちゃんはそのうち

赤ちゃんを産むことになっていて

ボクはお父さんになれないから

もう少し大人になるれば

ボクたちは違う人生を歩まねばなりません。

それは

誰かが悪いわけではなくて

大いなる自然の大事な摂理であって

宇宙レベルでは仕方がないことだとしても

考えるたびやっぱり

心がちょっとキュッとします。

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だから一緒に遊べる今の時間が

尊くてたまりません。

今日をゆっくり過ごそうと思います。

 

 

寒いじゃありませんか

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寒い日は包まれると気持ち良い

という事実を否定しない生き方です。

ボクを取り巻くのは

飼い主が使い古したバスタオル。

くねくねです。

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ただし稀に

前触れなくタオルがめくられたりします。

そのあと何も指示されないことから

ぼうっと驚く犬の顔が見たいだけらしく

飼い主とはいえ横暴極まりないと思うのは

ボクだけでしょうか。

いいかげんにしてくださいね。

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嗅ぎ慣れた匂いと柔らかな肌ざわりで

身体に触れる空間を埋め

じんわりと自分の体温で温もる冬の日って

最高に素敵ですし

今どきの国の方針にも沿うと思うのですけれど

隣で一緒にいかがですか?

 

 

 

桜の準備

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木の上におじさんがいますよ。

北風に吹き清められた青空を背景に

少し揺れてませんか?

サッポロビール本社の入口に鎮座する

しだれ桜の大樹です。

まだ寒いこの時期に

桜の健康とカタチを整えるそうです。

桜ですって

ぼやぼやしてると春が来てしまいますよ。

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命綱をつけて枝にまたがるおじさんは

ときどき下にいるおじさんに声をかけます。

枝ぶりの見え方や

どの枝を切ると病気になるだろうかとか

意見を揃えながら

丁寧に大胆にハサミを使われていました。

桜も気持ち良さそうです。

手伝いに上がりたいんですけど。

 

 

 

 

テリトリーと言われても

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いきなり宣言されました。

ボクのテリトリーは家の敷地だそうです。

その昔イタリアで見たと言うんです。

門扉も外壁もない家がゆったり並ぶ街で

道ゆく人には吠えても

見えない境界を決して超えない犬たちを

飼い主が見たらしいんです。

ついては

門前で長時間マテの練習なんて始まりました。

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でもねぇ、

ダメなんですよ、それ。 

イタリアの田舎では外飼いが多く

隣の犬たちと

休みなく競っていて

双方合意の一線を律しているわけです。

でも、ここは東京。

隣の犬と顔を合わせることもないボクたちは

せいぜいマーキングで

不特定多数とせめぎ合うしかないはずです。

そもそもボクは生まれてから

フローリングとエアコンの世界しか知らず

屋外は外も内も区別できません。

だから無理です、その企画。

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いいえ、違います。

外に住みたいなんて言ってません。

ボクの話もちゃんと聞いてください。

そんなにイタリアが良ければ

イタリアに行けば良いじゃないですか

ってことです。

それぞれの地にあった

生活様式ってあるでしょう?

旅行自粛が解除されたら

家族会議ですね。

 

 

 

あっちの恵比寿神社

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恵比寿で恵比寿神社と言えば2社。

初詣は「こっち」に行きましたが

散歩で「あっち」まで足をのばしました。

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どちらが「こっち」で「あっち」なのかは

住む場所に寄るわけで

地元民の勝手でしかありません。

それでも各々キャラクターが際立ち

恵比寿の東と西の個性を映しているようです。

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提灯で賑やかに飾られた神社で

神様にご挨拶していたら

神社の隣で今日開店するフルーツサンド店に

待ち行列ができていました。

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動物性食品を使わないビーガンらしいですよ

飼い主が行きたそうです。

ボクは動物性で構わないんですけどね。

 

梅ですよ

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おお、これは。

梅じゃないですか。

有栖川宮記念公園の梅の広場で

一本だけ花が開き始めていました。
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春が来てます。

コロナだろうが何だろうが構わず

自然は勝手に季節をめくります。

気持ちいいですね。

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それにしても一月半ばに19度って

ちょっと暑すぎません?

 

 

春の兆し

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年が明ければ新春と言いますが

恵比寿に春を告げる出来事の一つは

シャンデリアのお片づけ。

立春を待たず旅立つ準備に入りました。

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自粛中の街でも

美しく華麗に輝いていたBaccaratは

来たときよりも早く

来たときと同じくらい丁寧に

職人さんたちの手で梱包され帰途につきます。

お疲れ様でした。

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また次の冬に会えますように。

何が起きるかわからない世界ですけれど

ボクはきっとここにいますから。

会いに来ますから。