令「ちょっとどいてくれないかしら」
ボク「事件ですか、事故ですか?」
令「あなたのお尻が左足に乗ってるんだけど」
ボク「ボクが乗るのは人間の足だけですよ」
令「適当なこと言わずに、どきなさいってば」
ボク「手の上が暖かいのになあ、よいしょ」
令「動いたつもりかしら?」
ボク「左足からどきましたけど」
令「右足に乗り換えたでしょう」
ボク「そう見えるだけじゃないですか?」
令「いいえ、さっきよりしっかり乗ってるわ」
ボク「右足もダメなの?わがままだなあ」
令「オスワリくらいひとりで完結しなさいっ」
ボク「そんなこと言わないで、また明日ね」