足もと覚束ない嬰児が
ドゥードルのユキちゃんに近付いてきました。
こんなときのボクたちは
赤ちゃんの犬体験が快適に終始するよう
ちょっと気を使うことにしています。
まず
元気に接触したそうな腕白にはボクたちが
心配そうに近づく慎重派なら優しい犬たちが
前列に残されます。
飼い主たちはリードを短く持って
ボクたちの動きを制限したり
身体の向きをそっと動かしたりします。
興奮を招くオヤツの類は影をひそめました。
ボクたちだって多少は空気を読めますから
基本ジッとするのですけれど
まあ相手の出方次第なところも否めません。


明晰頭脳のユキちゃんは
急に飛びついたり吠えたりしないし
ずっと笑顔でふわふわで
犬が初体験の幼な子も大喜び。
ボクはといえば
この後お尻をぱしぱし叩いてもらって
それはそれでご機嫌な冬の朝です。