コッカースパニエルとプードルのミックス犬は
コッカプーというそうです。
ハチはイギリスのマンチェスターから
一歳になる前に日本に来ました。
10時間を超える長い飛行機旅でしたけれど
当時まだ幼犬だったハチは
何が起きたのかすらわからなかったようです。
ボクたち常に目の前のことだけ考えるので
少しばかりの辛い体験なら
ぐちゃぐちゃなトイレシートの上に
置き去りにするんですよ。
悪くないでしょう?
見てください、この思い切った夏カット。
イギリスといえば北海道より北にあって
夏をどう凌ぐかというより
冷たい雨が続く冬の対策が優先する気候です。
日本は大好きだけれど
東京の暑さが苦手な飼い主さんのおかげで
ハチは頻繁にサロンで刈り込んでもらいます。
骨格はドゥードルのユキちゃんと似ているのに
ずいぶんシュッとして見えるでしょう?
ハチは飼い主さんと共に
来月マンチェスターへ帰ってしまいます。
昨今の欧州路線は南をまわるため
以前より飛行時間が伸びてしまいました。
大人になったハチには
ちょっと試練の旅になりそうですが
帰った先には再会を待ちわびるご家族や
緑の丘や洒落た街カフェや
イギリスユーモアたっぷりなオトモダチが
待っているそうなので
着いてしまえば忘れると思います。
長い湿ったマンチェスターの冬には
からりと晴れた東京のお正月を
ちらり思い出してくれるかもしれません。
その記憶の中にボクがいるかな。
元気でね、ハチ。