こもりっきりの渋谷区を飛び出して
やってきました日比谷公園。
いました、秋がいました。



まるで他の星にでも降りたようです。
青、赤、黄、を乾燥して
上下左右にばら撒いてありました。
風がふうっと吹けば
木も葉も人間も犬も
一緒くたになって踊るように散るから
誰も喋らないのに賑やかが止まりません。
高層ビルに囲まれた公園ですけれど
情緒満載な売店も健在です。
さっと出てかなり美味しいコーヒーが200円。
飼い主が嬉しそうにくつろいでいる間
ボクは地面に落ちていた
丸くて黄色い実を食べて待ちました。
帰り道でボクを膝に抱いた飼い主が
「何か臭いね」
と不思議がっていたのは何故だと思いますか?