冬の青空を背景に梅が咲き始めました。
桜のように
カウントダウンされて
シャンパンの出店なんぞ繰り出して
テレビカメラが押しかけることはありませんが
ボクと飼い主は
くねくね枝を忘れることなく
2月になると有栖川宮記念公園へ来ます。
一輪だけ開いた花と
それに続かむと競り合う蕾たちから
生きていくの大変なんだよう
と愚痴が聞こえそうです。
他にも春らしい騒ぎがないか
足と口をつかって調査してみましたけれど
特筆すべき発見はありませんでした。
ただ
そのタッパーの中に
春に向かう1日を生きる身体と心の糧が
ぎっしり詰まっているのを
ボクは見逃していません。