いらっしゃいませ、令ちゃん。
和菓子のお店です、って
ボクたちサイズの小さな小さな札が
道端から呼びかけます。
なんてことない住宅街の年老いた民家が
上品な店舗に進化していました。
屋内に人間だけ入れてボクは入口で待ちます。
暖簾をくぐると広い居間を大テーブルが占め
窓越しに上質な庭が広がる様はまるで絵画。
部屋ではおはぎを試食させてくれるそうです。
粒よりのえりも小豆がふっくら
きな粉は濃く砂糖はやわらか
なるほど。
ストーブや柿や柱や縁側が
旧いモノ好きな令ちゃんママの心をわし掴み
飼い主たちはすっかり寛いでしまいました。
そうなると何か買わずにいられません。
真っ白な、その名も「ゆきもちは
グラスフェッドの生クリームが
つぶあんの豆味に挑み
歯を1本欠く飼い主も立て続けに完食できる
冷んやりお菓子。
秀逸です。
10月に開店したばかりでして
営業時間や品数は控えめらしいです。
急ぎませんから末長くココにいてください。
素敵な気分になりたいとき
また来ます。
ごちそうさまでした。
公式インスタグラム:
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