実のところボクは弱虫でして
苦手犬については遠くから匂いがするだけで
緊張し、震え、暴れます。
飼い主はビビリ兆候を察すると
膝に上げてボクを抱えこむことがあります。
そんなときです。
膝上でびくっと振り切ったボクの脳天が
飼い主の左目を直撃しました。
がつん。
ついては昨夜から飼い主に特殊技能が備わり
始終3匹の蚊が左半身にまとわりつき
暗闇でも左前方がぴかっと光るらしいです。
賑やかで楽しそうですけど。
今朝は近所の眼科で網膜剥離の検査。
眼底出血がないから緊急手術は不要という
経験豊かな医者の即決でほっと帰宅後も、
「小型犬なら危険度は低い」
と言い切った70歳近い先生に
ボクの頭突きの硬さと速さが伝わっていないと
思い出して悩む飼い主には
とりあえず寄り添って
お見舞いとする朝になりました。