不安そうでしょう?
不安ですよ。
ボクは弱虫ですもん。
って
強がっても仕方ないでしょう?
ここは病院ですよ、病院。
体温はかって血液検査して消毒して
狂犬病予防注をうたれます、嫌だなあ。
その瞬間ボクの上瞼が上がりました。
飼い主は見逃しません。
満足そうに笑っています、悔しいなあ。
口もとを押さえるのは写真のためでなく
注射しているところをボクが見ると
不要に興奮が増すからだそうで
それなりの気遣いらしいです。
終われば先生から極上のオヤツをたんまり。
そんなに気を使わなくても良いのに。
ボクは注射を嫌いになっても
先生のことは嫌いになりませんよ。
さあ次は令ちゃんです。
例によって令ちゃんは眉ひとつ動かさず
季節の災難を越えてみせました。
あのね令ちゃん
それじゃ撮れ高が少ないらしいよ。
次回はジタバタ泣いてみたらどうかなあ。