シセツという新居に引っ越したお婆ちゃんが
ボクに会いに帰ってくるというので
お迎えにきました。
もうすぐ出てきますよ。



家に着いてリードを外してもらったら
お婆ちゃんにまとわりついて
スリスリしてデレデレしてみます。
ほら、お婆ちゃんがオヤツを取り出しました。
良い流れじゃないですか。


ステイ、からOK、まで絶妙のタイミングです。
お婆ちゃんしばらく会わないうちに
腕を上げましたね。
久しぶりに動きの速い動物を相手に
お婆ちゃんも刺激を楽しんでいます。
あ、次のコマンドが出ました。
まずはフセで待て、だそうです。
手の動きから察するに
次はバキューンが繰り出される模様です。
で、待っているのですけれど
いつの間にかお婆ちゃんの意識は
首のイチゴ飾りに集中してしまいました。
えーと、ボクはどうすれば良いでしょう?
この宙ぶらりんな時間が
ボクには不思議で珍しくて愛おしくて
お婆ちゃんの側を
離れられなくなっちゃうんですよ。
さて、どうしましょう。