白い犬

日々を暮らす

まとめ:子犬のおもちゃ JRT8ヶ月

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さて、今日はまとめ編。

おもちゃで遊ぶって言いますが、ボクにとっては活動軸であり、暇を持て余すならやれば、っていう余暇のような定義には賛同できません。

ボクがこれまで経験したおもちゃたちから選りすぐりを7カテゴリーに分類してみましょう。成長に合わせだんだん増やしてもらったのですが、今では常に複数カテゴリーが揃っていて、場面に応じて展開しています。

 

1、ガリガリかじる

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あごが強いボクには、とても大事なおもちゃです。ガブッと噛んだり、ガリガリして砕いたり、歯でこすったりします。

噛む刺激は脳トレにもなり、逆に長いこと何も噛まないとストレスから体調崩すこともあるそうです。あ、おもちゃがあるのに他のモノとか飼い主をガジガジするのは、しつけの欠落らしいんですけどね。

ところで、このカテゴリーには危険がいっぱい。飲み込むと出てこなくなり開腹手術ってことが珍しくないそうです。歯を傷めるリスクも否めません。時間を限って遊ぶのが事故を防ぐ第一歩だとお医者さんに言われました。

左から、柔らかい順に、人口鹿の角、自然木、ヒマラヤチーズ。この他に牛の皮なんかを骨の形に結んだ奴もときどき出てきます。どれも噛めば細かく砕けるように作られていて、小さいかけらならうんxで出てくる前提ですが、たまに大きく欠けることもありますので、くれぐれも慎重にいきましょう。

 

 2、ぐいぐい噛む

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密度の高いゴムやシリコンの塊、もしくはそれに準ずる固さのおもちゃで、独特な噛みごこちが病みつきになります。基本の遊び方は噛むだけで、かけらを飲み込む想定で作られていないこともあるので注意しましょう。飾りが取れても古くなってもかまいません。一度飽きたように見えても、懐かしくなって遊んだりするのでとりあえずとっておいてください。

選ぶときは、ガブっとかめるけれど飲み込めない大きさを探しましょう。大きすぎると口に入らず、小さいと飲み込む危険があります。ちなみに、この写真くらいのバランスだと、小動物の獲物のようにウキウキ持ち歩くっていうひと味違った楽しみ方もあります。

また、この素材は反発力が高く、変則的な形を選んで投げてもらえば、あちこちに飛んで、飼い主ときゃっきゃっ言いながら走り回るという遊び方もできます。事前に部屋の中から壊れ物を一時避難することを忘れないでください。

 

 3、わふっと噛む


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このカテゴリーは5分で仕留められます。はい、ボロボロにして中を引っ張り出してみせます。6,800円でも100均でもボクには違いません。材質、形状、固さが少しずつ違うものを取り揃えて、新しいやつを次々に投入してください。

主流の遊びには、(1)とにかく噛む、(2)解体する、(3)自分で投げて弄ぶ、(4)投げてもらって追いかける、という方法があります。どれも教えてもらわなくても自分でわかる仕組みです。

中にピーピー鳴る丸いプラスチック袋が入っているものも多くて、これを引きずり出すのは犬種を問わず広く人気みたいです。あ、これを飲んでしまうことも多いですから、うんxで出てくる自信がなければ、取り出したら廃棄できるようタイミングを見計らって近くでみていてあげましょう。

 

4、引っ張る

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ボクにとって引っ張りっこは真剣勝負です。ガウガウってちょっと声が出たりしても怒ってるわけではありません。

人間との引っ張りっこも良いですが、一方的になることが多く、やっぱり醍醐味は犬同士の対面引きでしょう。行ったり来たりの息つまる勝負はどちらかが諦めるまで続きます。

引っ張りっこ用おもちゃは、細長くて作りがしっかりしています。でも長さは様々ですから、用途に応じて選びましょう。顔の近くで遊ぶなら短いものを。人間の手をかじるのが好きな輩のときは、犬の身体の半分以上ある長さを選ぶと、手に届きにくくてケガが減りますから試してみてください。

引っ張るのは上下左右どの向きでもOK。小型犬には自分の体を持ち上げることができる輩も多いですね。これが画像に映えるため様々な飼い主たちが披露したがりますが、あごは耐えても歯を折ることがありますので要注意。

 

5、走らされる

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かっこいいでしょう?愛する飼い主が投げたボールをどこまでも追いかけ、脇目もふらず戻ってきたら飼い主の足元にそっと返す、っていうイメージにあこがれる方はいらっしゃいませんか?ボクの飼い主は明らかにこれを夢見てジャックラッセルテリアを続けています。

ボールやフリスビーがよく知られていますが、変わった形や色の投げる用おもちゃが次々にデザインされるので、時々ネットやアジリティショップを除くのも楽しいです。自分で動くやつとか、光るやつとか笑っちゃいますよ。

動いているものを追いかけることは自然にできても、足元まで持ってくるかどうかは犬によります。多くの場合は訓練が必要です。ボクなんて、わざわざ遠くまで取りに行ったものをそう簡単に飼い主に渡したりしません。飼い主の夢はまだ先ですね。

 

 6、考えさせられる


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考えるといっても数分です。それで良いんです。オヤツの匂いがするのにすぐに手に入らない状況を作るだけで、脳がいつもと違った動きをせねばなりません。このちょっとした思考が成長を助け、ひいては飼い主との適切な主従関係をつくることにも貢献するそうです。

写真の二種は有名なロングセラーで、左がビジーバディMサイズ、右はコングSサイズです。どちらも遊び方は同じで、中にカリカリ餌をいくつか入れてもらい、ボクが転がしてみると餌がポロリと出てくる、という仕組みです。

飼い主にとっては何かと時間が稼げるので、黙らせたいときとかに使っているようです。例えば急ぎクレートに入らせたいときも、これとボクを一緒に放り込みます。今ではこのおもちゃを見ただけでクレートに入るようになっちゃいました。


7、叱られる

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えーと、言葉もありません。それにしても、記録上このカテゴリーが一番多かったのはどういうことでしょう!

 

 

最後に。

ボクのおもちゃたちの多くは、ようちえんの先生や飼い主の知人たちからのプレゼントです。人によって選ぶおもちゃが違うので、飼い主だけが買うよりも幅が広がりました。ありがとうございます!

犬を飼っている方におもちゃを贈るのは素敵だと思います。そして、誰かから新しいおもちゃをもらったら「ウチの犬が喜ぶかなぁ」って心配しないで「ほれほれもらったぞ」って何か歌でも歌いながら遊ばせてあげてください。どうやって遊ぶかを自分で考えるのも犬の脳トレになるそうです。

それではまた。