ときには
結果よりも過程が充実していて
誰からも大げさに褒めてもらえなくとも
自分自身に残る達成感だけで
あぁ終わった
と熱い息をはける日がありませんか?



幼きころには夢でしかなかった
カウンター上の置物に
大ジャンプで届くようになりました。
端から7センチ中に入っていても取れます。
ただし極めて正確な踏み切り位置から
比較的短いとされるボクの足の
関節と筋肉を首尾よく動員できたときのみで
紆余曲折ないとは言えません。
しかも獲物はトイレットペーパーの芯であって
世間は微動だにしないのですが
まあ3分くらいは噛めますし
ここに至るまでの緻密な積み重ねを想うと
ボクは充足感に満ちています。
そんなときってありませんか?