やっと落ち着きました。
突然現れたライオンにボクが驚いて暴れたため
ちょっと失礼して座らされた次第です。
もう大丈夫です。
急に出現したから子ライオンかと思ったら
恵比寿三越の最後のため
ご挨拶に来られた先輩のようです。
かっこいいなぁ。
はい、大好きですよ、恵比寿三越。
元気な初売りとか
飼い主のお買い物を待つ練習とか
パリッとして超長持ちするサニーレタスとか
たくさんの経験は三越ならではでしたから。
元気でね。
今までありがとう。
おはようございます。
以前にもコレと似た構図がありましたが
比べものにならないほど大きくなりました。
ボクもクッションも。
拙宅で最大の長さ90cmクッションです。
そうです。
居間のサミット
青いソファの背もたれクッションです。
老舗職人の手による一点モノで
生地はフランス製リネンコットン
飼い主の叔母さんの形見ソファの一部です。
超大型サイズで
かじっても引っ張っても
布地からなかなかちぎれない
やりがい満載のクッションでした。
先代もこれだけは手をつけなかったので
油断していたらしく
大好きなファスナーは完全制覇です。
どうやら
史上最大級の
雷が迫っているようなので
ちょっと失礼して
避難所を探しに行きます。
フリスビー初挑戦。
軽い小さなフリスビーもどきですが
3割くらいなら取れるまでになりました。
なかなかイカしてるとボクは思うんですけど
なぜか
飼い主の笑いが止まりません。
いつもながら失礼でしょう?
隙のないオスワリから
向かい来るフリスビーのタイミングをはかり
ここぞというポイントで飛びます。
耳の先まで気を配った雄姿のつもりです。
そして空中キャッチ。
どうです、悪くないでしょう?
獣の呼吸派生の型、真剣フリスビー取りです。
でも
違うらしいんです。
フリスビー犬ってこれじゃないらしいんです。
「取るところ」がヘンと言われました。
何のことかわかります?
もうイイです。
笑われるのならやりません。
そんなに否定するのなら
正しい取り方をやって見せてください。
すみません
そこボクの席なんですけど。
正確には申請済みで承認待ちです。
でも黙ってキミに譲る気はありません。
あ、これは犬ですか?
白い動物が羽毛を派手に撒き散らしてますよ。
なんと楽しそうじゃありませんか。
おっと今度は年末の年越し蕎麦ですね。
でも味がしませんよ。
デジタル化は味気ないって
言われるのを聞いたことがあります。
改良されてはどうですか?
ってかそろそろどいてくださいよ。
出不精の飼い主に緊急宣言は追い風でしかなく
昨年来ボクは1日のほとんどを
飼い主とべったり一緒に過ごします。
ついては独りになると心細くて
吠えたり暴れたりの癖がついてしまいました。
分離不安だそうです。
さあそこで、新しいトレーニング。
まず飼い主は
劇噛みしても壊れないおもちゃに
エサを数粒挟みボクに見せつけます。
つられてボクがクレートに入ると
飼い主はボクをフセさせたまま遠ざかり
部屋のドアを閉めてOKを出し
ボクを部屋の中へひとり置き去りにします。
最初のうちは
ドアが閉まったとたん
何もかも放り出して追いかけたのですが
10分もすれば帰って来ることがわかったので
いちいち騒ぐのを止めました。
じっくりワニに集中します。
飼い主が帰って来る足音がすれば
思わずドアの前へ走って行って待ちます。
最近は待ち時間が少し延びてきたため
飼い主が戻ってくる前に
おもちゃから注意が逸れることもあります。
昨日、代わりにソファクッションを攻撃したら
今日はクッションたちが
遠いテーブルの上に避難していました。
飼い主も日々工夫して
新しいおもちゃを繰り出してくるので
まあ少しは認めてやろうじゃありませんか。
さまざまな生物の子供たちに
分離不安症が広がっているそうです。
一年は始まったばかりですからね。
ゆっくり進みましょうよ。
ボクは透明なものがよく見えません。
でも何かいることはわかります。
何でしょう?
触りに行こうとするボクを
飼い主がいつもより力を込めて止めます。
何故でしょう?
あっちもこっちも
昨日とは違う匂いがしています。
氷らしいです。
夏にボクが食べるオヤツ入りの仲間です。
池という池を余さず
きっちり隅々まで張りつめました。
そして昼前には一斉にいなくなったんです。
短気なやつらだなぁ。
呼びました?
呼びましたよね?
もしかして散歩ですか。
ボクは準備できてますよ。
ほらこのとおり
リードも持ってきました。
あ、やっぱり散歩ですね。
ひゃっほー!