ルルは飼い主さんを待つ間
ボクに真似できない憧れの技術を見せつけます。
各種飼い主たちからも感嘆の声が止みません。
これです。
さほど重くもないカフェ椅子さえあれば
慌てず騒がずじっと待てます。


スマホをかざす人間たちが辺りを右往左往しても
キッチーが邪魔しにきても
念のため危険がないことを確かめるだけ。
保護犬のルルは他の犬が苦手です。
当初は臆病が過ぎて外出すら困難でしたが
先輩保護犬のソックスに寄り添いながら
こんなに明るく育ちました。
ソックスがいなくなった今
柔らかい笑顔でカフェ椅子に釘付けなルルに
ボクたちは安心距離を保って寄り添います。
ルル好きなんです。