あつ。
あたたまってますよ。
鉄です。
えーと、住宅街の真ん中なんですけど。
頑丈な切り替え機と遮断機が寡黙に鎮座して
いわゆる異空間です。
その昔、鉄道会社名が漢字だった古い昔、
ここに宇品線という単線が通っていました。
その一部を保存してあるんだそうです。
当時の写真によればこんな風情ですけれど
なんと飼い主はこの線に乗った記憶が
頭の片隅に残っているらしく
へえ、でもそんなこと知ったことじゃないよ、な
人々を次々に捕まえて熱く語ります。
はいはい散歩に戻りますよ。
ボクたちのお気に入りは端っこ。
くねっと曲がって揃うカーブがたまりません。
ボクの暴走もこれで止めてくれるでしょうか。
ダメですよねえ。