白い犬

日々を暮らす

威嚇と甘噛みの境界線

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がおがおがおう

ミナノモノひかえおろう

この白い歯が目に入らぬかあ。

ここにおわすは

身体に比べ無駄に歯が大きい

ボクだぞう。


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あ、いえね、

喧嘩するつもりはないんですよ。

ボクは手でつかめないので

気になったものは口で捕えようと

そういうことなんです。

だってこんな魅惑的な匂いのする手袋を

見逃すわけにいかないでしょう?

しかも中身入りですよ。


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比較のためにですね、

気分が乗り過ぎて威嚇レベルに達すると

こんな感じです。

上唇がめくれて歯茎は存在を主張し

犬歯の全体像が見えるとともに

噛み締める顎に力が入ります。

ついでに目尻も上がって額に皺が寄り

なんともまあ嫌なヤツになるわけですよ。f:id:EBISUINU:20230115202127j:image

あ、ちょっと

今のはデモンストレーションですから。

いやそんな

仕返しに指とかグイグイ入れないで

あががが

もう歯は収めたでしょう。

手をどけてください。

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追記。

思い切り歯茎を見せると口内が乾いて

歯に上唇が引っかかることがあります。

自分では口を閉じているつもりが

きちんと閉じられなくて

ふにゃと情けなく笑って見えたりします。

例えば空気が乾燥する2月に

興奮してみせた後とか

そんな顔になります。