田中さんが来ましたよう。
先代が13年お世話になったシッターさんです。
犬に慣れている人ですからね
ボクが全身で体当たりしても大丈夫なはず。



さあ遊びましょう遊んでください。
息つく暇などあげません。
ロープ持って行って引っ張って
スリッパに噛みついて靴下引っ張ります。
田中さんは何か言ってますけれど
聞こえませんよう。
え、お散歩ですか、行く行く、行きますとも。
、、、って
えーと
ただいま帰りました。
えーと
たった5分で世界が変わったんですけど。


あのですね
ものすごくきっちりコマンドもらって
ものすごくしっかり褒めてもらったら
田中さんは先生だったと思い出しました。
そしてなんとボクは犬でした。
ボクは黙って指示を待つべきらしいです。
怖くなんてありませんよ。
手ぬるい飼い主にダマされて
ボクが忘れていた
ボクのなんたるかを
久しぶりに思い出した気がするんです。
懐かしさで胸がふわっとしました。
田中さん
これからもよろしくお願いします。
また来週。