2歳を超えたボクは
必ずしも世界の全ての犬と
超仲良しになれるわけではないという
オトナ犬社会の現実を知りつつあります。
例えばリリーちゃんは
元気で明るいレトリーバー。
でもボクには尻尾を下げ額にシワを寄せます。
ボクは心臓がバクバクし
ふさふさの毛をガブリしたり
力の限り吠えたくてたまりません。
飼い主たちは慌てておしゃべりを止めました。
ボクを引きずって距離を取ります。
少し時間を置けば双方いったん落ち着くので
リリーちゃんも笑ってくれましたよ。
良かったです。
ボクが緊張するご近所犬は他にも数頭いて
飼い主同士が工夫を凝らします。
例えば
1、出会いがしらにオヤツで気を散らす
2、顔を正面から向き合わせない
3、吠えない距離を保ったまま何度か会う
といった
「なんでもない」時間をつくるのは有効です。
まだしばらくは
皆さんにご迷惑ご心配かけそうなのですが
自我が育つ時期に乗り越えねばならない
オトナ犬への階段らしく
何卒ご容赦ください。
人間社会はもっと複雑らしいですから
諦めずにボクは精進します。
リリーちゃん、またね。