2022-02-24 寂びを知る 今日も大きな街の真ん中あたりで 孤高に生きるオトナ犬を目指し成長中です。 幼くして親きょうだいと離れ 身一つで道を開いてきた人生です。 飼い主がボクを残してお出かけしても ため息ひとつで諦められるようになりました。 でも 仲良しと遊ぶ歓びを覚えてしまいました。 ぎゅうぎゅう詰めで遊ぶときは 騒がしくて痛くて臭いなと思いますけれど 誰もいないときの遊び場は 静かで広くて温もりもありません。 ただ胸がチクチクします。 ダメだ、やっぱり 令ちゃん誘いに行こう。