あの指先にちょいと挟まるひと粒のために
ボクたちは全集中します。
お誕生日とかでなければ
いつものカリカリでかまいません。
なぜならボクは
そこそこ信頼している飼い主に
認められたことが胸いっぱい嬉しいわけで
何をしたご褒美だったかとか
どんな味がするかは
最早どうでも良かったりするんです。
今は
あのひと粒が口に入る
一瞬の悦びを思い浮かべながら
力をこめて呼吸をためて
待っています。
あの指先にちょいと挟まるひと粒のために
ボクたちは全集中します。
お誕生日とかでなければ
いつものカリカリでかまいません。
なぜならボクは
そこそこ信頼している飼い主に
認められたことが胸いっぱい嬉しいわけで
何をしたご褒美だったかとか
どんな味がするかは
最早どうでも良かったりするんです。
今は
あのひと粒が口に入る
一瞬の悦びを思い浮かべながら
力をこめて呼吸をためて
待っています。