白い犬

日々を暮らす

トイレトレーニング第4ステージ

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こんにちは。ここはようちえんです。トイレトレーニング第4ステージのため最近のボクは週末しか家に帰りません。長いこと何してるのか、まあ聞いてやってください。

 

まず、第4ステージ開始にあたり、トイレ行動や環境など現状を考慮のうえ先生と飼い主が次のとおり目標を決めました。

(1)自分でトイレに向かう

(2)トイレシートから漏らさない

(3)足を上げない

 

たった3点ですが、簡単ではありません。そもそもこれらは以前できていたことで、思春期を迎えてから混乱し始めたわけです。ついては褒めて伸ばすが主となる幼児期トレーニングとは異なり、生活管理のアプローチをとることになりました。ボクの場合、第3ステージまでの情報から今できることできないことがわかっているので、今回は実際にルールを決め成功体験を繰り返すことに時間をかけて、体を慣らしていきます。

 

1、毎日のトイレ時間を決めてしまいます。

起床6:00として、起きたらすぐトイレ時間、そのあとはおよそ4時間おきと定められました。はい、ボクの体重と月齢と体調だと、これで十分なんです。(他の犬にはそのまま適用できませんからご注意を!)

反抗期のボクは自我が大きく育ち、4時間の途中でするちょっとしたトイレは全てマーキング行動であると分析されました。つまりやらなくてもいいトイレです。去勢?しましたとも!でも去勢すれば完全にマーキングしないわけではありません。ボクのまわりにも悶々と悩む犬友および飼い主さんがいますが、よくあることなので心配しないでくださいね。

ついては、まず食事と睡眠など生活リズムを一定にします。ちょっと単調な毎日になりましたが、これで4時間おきに自然とトイレにいきたくなる犬になりました。経験ある先生方が体調を見守ってくださっていて、例えば水をたくさん飲んだ日とかは必ずしもきっちり4時間に限りません。その辺りは注意深くすすめます。

 

2、トイレの前はクレートの中。

トイレ時間が決まったら、次にクレートの中にいる行動をその前に予定します。例えば就寝だったり、お昼寝だったり、他の犬がレッスンする間の待ち時間を、ずらせば良いのです。基本ずっと寝ていて問題ないので、ボクは4時間のうち3時間は休む流れをつくりました。夜は7〜8時間しっかり眠ります。

閉じ込めることが目的ではありません。クレートから出るタイミングで、身体も脳もちょうどトイレに行きたいという状況をつくる工夫ですから、たっぷりトイレを済ませた後はいつものように犬友とはじけて遊んでOKです。シャンプーや身体のお手入れスケジュールもその頃に組み込みます。また、絶対トイレに行かないことがわかっているときなら、外で昼寝しても良いことになっていますが、ようちえんでは喜んでクレートに入りっきりです。

一週間もすると、クレートから出たらまっすぐトイレまで行くようになりました。へへ、進歩してるでしょう?それでも今はクレートから出るときリードをつけることがあり、トイレまでは自力で行くとして、トイレ上ではみ出ないよう誘導する必要があるときだけ使われます。

 

3、トイレはとてもわかりやすく設営せねばなりません。

写真のとおり、周りに何も置きません。ボクがトイレに行こうと思ったら、なんとそこにはトイレしかないわけです。今の段階でサークルを置いたり壁が近いと、どうしても足上げを誘発してします。いくつかの配置を試して、ボクの場合は今のアレンジが最も効果あると決められました。

 

4、ちゃんとできたら褒めてもらいます。

ご存知のとおり。自分でトイレに行って漏らさず足を上げなかったら、とーっても褒めてもらえます。トイレの上でご褒美ももらえます。うまくするとボクの好きな拍手も聞こえたりします。

この演出は引き続き大事ですが、幼児期のように素直ではなくなっていますから、気をつけてください。効果をあげるには、アイコンタクトをしっかりとって美味しいオヤツを多めにあげてみましょう。

 

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ようちえんから家に帰ると、ほら、全く同じ設営のトイレが待っています。あとは飼い主が決められた生活リズムを守ってくれれば、ようちえんでできることを家でもできるはずです。1歳を迎えるまでに様々な行動の基本ができあがるらしいので、数ヶ月の挑戦です。

さて、既にようちえんではかなりの上達をみました。次は習慣づけです。ようちえんで成功体験を繰り返し、考えなくても行動するよう脳に刷り込みます。

今ボクはこの段階で、このために数週間かけてようちえんに泊まっている次第です。終日の時間管理が必要になりますが、ようちえんではプロの先生方が交代で見てくれるため無理がありません。暇を持て余す飼い主はなにかと言い訳をつくってボクの様子を見に来ます。

ボクはと言えば、ナナちゃんやプリちゃんやブイコちゃんをはじめ、他の犬友たちとも、連日連夜の修学旅行みたいで、実は楽しくってしかたありません。あ、飼い主には内緒ですよ。また寂しがって泣くから。

それではまた。