ただいま帰りました。大人の階段をいちだん登った気がします。応援ありがとうございました!
この手術、たくさんのトモダチとそのご家族が経験されると思いますから時系列に流れを記録してみます。何かの参考になれば。
1、前日にシャンプーしました
手術に必須ではありません。念のため。お散歩の泥やバイキン、泥はねなど、何がついているかわからないので洗っておきます。
2、7:30 当日の朝ごはんは液体を少し
当日は絶食という指示を出されるお医者さまもありますが、元気な犬だとお腹が減りすぎて胃液を吐いてしまうことがあるそうです。それじゃ何のための絶食かわからなくなるので栄養食を。量はだいたいで良いらしいです。ボクは体重6キロ弱で、ボトル半分飲んで行きました。
3、10:30 病院到着
往路は歩いてお散歩気分です。これまで何度か病院に来たので良く知っている場所と匂いですが、あいかわらず興奮気味のため外にしばらく放置処分。
待合室では101匹わんちゃんに遊んでもらいました。ボクと同じ生後6ヶ月でもうじき同じ手術受けるそうです。おかげでボクも若干の落ち着きをみせられました。
その間に飼い主は各種手続き。
4、10:45 術前確認
体調に変わりはないかなど先生に報告したあと、先生がもう一度手順の説明してくれました。
ところで今回、最後まで残っていた上顎の犬歯を抜いてもらうことにしました。既に永久歯が生えてきていて両方が一緒に生えているとかみ合わせ不具合や歯周病の原因になってよくありません。去勢手術のときに残りの乳歯を抜く犬はたくさんいるそうです。
ここだよ、ここ。だそうです。先生、カメラサービスし過ぎです。笑
5、11:00 飼い主はここまで
ああ、あああぁぁ、、、
6、11:00 さぁ麻酔の準備
去勢手術は全身麻酔です。どんなに元気な犬でも体調急変することがあるそうです。現代の進んだ医学でも油断禁物。麻酔が切れるまで安心できません。
「飛行機はさ、距離に関係なく離陸と着陸がリスク高いのと同じで、麻酔はかかる時と覚める時が危ないんだよ」と言う先生は手術中に何度も血液をチェックしてくれました。
7、16:00 電話で手術終了連絡をもらう
朝10:45から検査開始して11:00に麻酔の準備に入り、午後イチで手術。16:00には麻酔から無事に生還したことを飼い主に電話で教えてもらいました。ひと安心です。
8、夜は一泊
術後のことをボクはあまり覚えていないのですが、ボーッとしながらよく寝たそうです。ゴハンは病院食。って言っても、家のカリカリより断然おいしいソフトな缶詰食もらっちゃってゴキゲン!
9、10:20 出迎え
翌朝には飼い主がビクビクしながら迎えにきました。待つこともなくボクを連れてきてもらってご対面。
ボクは全身麻酔の影響下だったので、こんな恥ずかしいエリザベスカラーにも抵抗しきれませんでした。端あたりはかじったんですけどね。相手にされず。一晩あれば自分の首輪だって外せることを病院の人たちは知りません。
先生が何種類かカラーを選ばせてくれましたが、結局ぴったりのサイズが見つからず、いちばん丈夫そうなやつをガムテで留めるという結論のようで、ボクのファッションセンスは無視のようです。
10、10:30 術後確認
レントゲンの画像や血液検査の結果を見ながら、先生が諸々の状態が良好であることを話してくれました。お腹の中に変なものを飲み込んでいたら、ここでわかることがあります。
ボクは何もありませんでした。血液の数値も正常。お薬とかもらうこともなく終了宣言されました。ちなみに写真がぼやけているようにボクの意識もぼやけています。
あ、一緒に抜いた犬歯もらいました!ヘッヘッヘ
11、11:00 帰途につく
復路は安全のため、バッグに入れられて、歩いても10分の道のりをタクシーで横着しました。えへへ。涼しかったです。
12、11:05 帰宅
家に帰ったんですけどね、まだ極めてボーッとしてます。肩が落ちて老犬みたいですね。麻酔の後の犬ってみんなこんな感じです。目は開いてるんですけれど麻酔の影響で頭が寝ている状態ですよ。心配しなくても放っといてもらえれば今日はずっと眠ります。
あ、こんな状態なのに帰宅祝いのゴハンはバクバク喜んで食べてやりました。お腹空いてましたから。今日は珍しく鶏皮のスープが用意してあったんです。おいしい〜。もう普通のエサで大丈夫なんですけどね。
12、15:00 復活中
ひと眠りしたら元気出てきました。傷口を舐めるのでエリザベスカラーは必須。寝るのは問題ないのですが、ボクはこれを付けたままトイレができません。飼い主がそばにいてご飯食べる時だけ外してもらえますから、その時にまとめてやっちゃいましょう。あー忙しい。
ガムテとの戦いは続きますが、もうすぐ走ることもできそうです。さぁ暴れるぞー!