白い犬

日々を暮らす

ついに噛み切る

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こいつリードって名前だったらしいです。

飼い主が話に夢中になってる間、

足元に結びつけられたから

いつものように精一杯ガジガジしてました。

そしたら急に身体が自由になったんです。

人間たちはしばらく気づかず、

視野の端で小動物がぱたぱた走ってるのを

何だろうって良く見たら

ボクだったらしいです。

先代もよくかじってたけど

噛み切ったことはなかったので

気を許していたそうな。

でへへ、超えたかな、ボク。

慎重派のボクは

勝手に遠くに行っちゃうこともなく

それってとても良かったらしいです。

輪っかが無いと人の手からするっと抜けます。

帰り道は、足が遅い飼い主を

ときどき待ってやらねばなりませんでした。

 

(子犬の安全を講じて撮影しています)

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